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デジタル印刷が切り開く、省資源プリンティング

産業用デジタル印刷機が変える印刷のかたち

製品を生産する企業にとって、パッケージ印刷で課題となっているのは、水や材料の無駄を省き、その過程で有害な化学物質の排出を抑えることです。ブラザーはグループ会社ドミノプリンティングサイエンスのデジタル印刷機によって、ペットボトルなどの容器に付けられるフィルムやラベル、ダンボールなどへのデジタル印刷でこの課題解決を図ります。

アナログ印刷の仕組みと特徴

一般的にフィルムやラベルへの印刷は、「版」という大きなハンコのようなものを作って、そこにインキを付着させてからフィルムやラベルに転写します。この方式は「アナログ印刷」と呼ばれ、同じ情報を大量に印刷する場合に適しています。一方で、高価な版のコストを吸収するために一定規模の最低印刷枚数があり、色合わせや試し刷りに数百枚の印刷が必要になります。近年はニーズの多様化が進み、少量・多品種が求められる場合が増え、これにアナログ印刷で対応すると資源の無駄が出てしまいます。

デジタル印刷は少量・多品種に対応し省資源

アナログ印刷に対し、「版」を作ることなく、フィルムやラベルに直接インクを吹き付けて印刷するのが「デジタル印刷」です。必要な枚数だけを作れるオンデマンド印刷で、試し刷りもわずかな枚数で済み、フィルムやインクの節約にもつながります。

水資源も節約

アナログ印刷は多色印刷を行う場合、色ごとに版が必要です。版の交換には、印刷機を洗浄するため大量の水を使い、排水に有害な物質が含まれることもあります。デジタル印刷は、多色印刷でも別の原稿の印刷でも洗浄は必要なく水を使いません。

SDGs POINT

SDGs目標8「働きがいも経済成長も」には、持続可能な経済成長と働きがいのある人間らしい雇用を目指すなかで、“世界の消費と生産における資源効率を改善”させるターゲット(8.4)があります。また、SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」には、持続可能な産業化の促進やイノベーションの推進を目指すなかで、“資源利用効率の向上とクリーン技術および環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じた産業改善により、持続可能性を向上させる”ターゲット(9.4)があり、さらにSDGs目標12「つくる責任つかう責任」には持続可能な生産消費形態の確保を目指すなかで“天然資源の効率的な利用を達成する”ターゲット(12.2)があります。ブラザーグループであるドミノプリンティングサイエンスのデジタル印刷は、資源を有効活用し、有害物質の排出を抑え環境に配慮した産業プロセスを実現することで、それらのSDGsの実現に貢献します。

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