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必要なものを必要な分だけ。持続可能なアパレル産業に貢献

ガーメントプリンターが支えるアパレルのオンデマンド印刷

ブラザーは、家庭・オフィス用のプリンターにとどまらず、特殊なインクを使ってTシャツなどの布に直接印刷できる産業用の「ガーメントプリンター」を展開しています。ガーメントプリンターによるデジタル印刷は、アパレル業界の従来の印刷方式に比べ環境に優しい側面を持つほか、オンデマンドプリントにより、アパレル業界で問題となっている過剰在庫の廃棄削減にもつながっています。

ブラザーのオフィス用プリンティング技術から生まれた、衣服用のプリンター

1992年からオフィス用のインクジェットプリンターを販売しているブラザーでは、そのインクジェットヘッドの技術資産を活用し、衣服に直接印刷ができる産業用の「ガーメントプリンター」を開発。2005年から販売を始めています。その後2017年にはヘッドを刷新し、インクの吐出速度を高速化しつつ印刷精度も向上させています。近年、アパレル業界で「オンデマンド生産」の需要が急拡大する中で、このガーメントプリンターが大きく売り上げを伸ばしています。

大量生産から、オンデマンド生産の時代へ

生活に欠かせない三大要素、衣食住のひとつを担うアパレル業界では、2000年代からファストファッションが台頭。常に変わる流行と多様な消費者ニーズに低価格で応えるため、短いサイクルでの「大量生産・大量消費」のスタイルが世界的に定着し、我々の生活は豊かになりました。しかしそれは同時に大量な過剰在庫を生み出し、国内業界だけで15億着の過剰在庫の大半が廃棄されるなど社会問題にもなっています。持続可能な社会の実現に向け、世界的に環境意識が高まる中で、アパレル業界にも、1枚から必要数だけを省資源で生産できる「オンデマンド生産」の需要が急激に伸びつつあります。

ブラザーのガーメントプリンターが活躍するイメージ・マジック社

Tシャツなどのアパレル製品や雑貨商品のオンデマンド印刷を展開するイメージ・マジック社は、「オンデマンド生産できるアイテムを拡げ、世の中の無駄な在庫を減らして『つくる責任』を果たす」をビジョンの一つにしています。従来の製版を必要とする印刷方式は、最小生産ロットが大きいためどうしても大量の在庫を抱える必要があったり、製版のインク洗浄に大量の水を消費しますが、ガーメントプリンターを使った「オンデマンド印刷」では、製版が不要で1枚からの生産に対応し、在庫も環境負荷も削減できます。イメージ・マジック社はオンデマンド印刷に特化し、アパレル業界内に、その環境面の特長や在庫リスク削減等のメリットを説きながら取引先を拡大していますが、ここでブラザーのガーメントプリンターが活躍しているのです。

国内最大級のオンデマンド印刷拠点で活躍するブラザー機器

2021年、イメージ・マジック社は急増するオンデマンド印刷需要に対応するため、岐阜に国内最大級のオンデマンドアパレルファクトリー「GPC(Gifu Print center)」を設立。ここにはブラザーのガーメントプリンター GTX Pro 50台に加え、プリントの「前処理」と「後処理」を省力化するオンデマンドアパレル加工ライン「DIGITAL LINE(デジタルライン)」がブラザー監修のもとで導入されました。GPCにおいて、必要なものを必要な分だけ、1点から可能なオンデマンド印刷サービスが、イメージ・マジック社オリジナルの工場内システムや物流機器との組み合わせにより、高い生産性で提供されています。

関連リンク

株式会社イメージ・マジック
 https://imagemagic.jp/
(株式会社イメージ・マジックのサイトへリンクします。)

SDGs POINT

SDGs目標8「働きがいも経済成長も」には、世界の消費と生産における資源効率を改善し、経済成長と環境悪化の分断を図る“ターゲット(8.4)があります。またSDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」には、持続的な経済成長を目指すなかで、“環境に配慮した産業プロセスの導入拡大を通じた産業改善により持続可能性を向上させる”ターゲット(9.4)があります。また、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」は、持続可能な生産・消費形態の確保を目指す中で、”天然資源の効率的な利用を達成する”ターゲット(12.2)があります。ブラザーはガーメントプリンターの普及拡大を通じて、オンデマンド印刷事業に貢献し、アパレル業界の過剰在庫やその廃棄削減と、環境に優しいアパレル印刷と資源の有効利用を促進することで、SDGsの実現に貢献します。

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