Better your earth.

マンタの調査から、生態系を保護する

海洋生物保全に向けた国際プロジェクトのサポート

日本からおおよそ7,000km離れたオーストラリアは生物の宝庫と言われ、この地にだけ生息する固有種が多く暮らしています。しかし今、自然環境の変化にともない、オーストラリアの海洋生物の多様性が急速に失われつつあります。この問題に対して、ブラザーインターナショナル(オーストラリア) は、グループの環境スローガン「Brother Earth(ブラザーアース)」のもと、国際的な環境NPOであるアースウォッチと共に2008年から海洋生物保全のサポートを開始しました。

関連するSDGs

マンタを通じた海洋生物保全活動

プロジェクトの目的は、オーストラリア海域に生息するマンタの生物学的特性を調査することです。マンタは生態系を維持する重要な役割を持ち、その特徴的な姿から特定しやすい海洋生物です。マンタを調べることで、周辺海域の生態系を理解し、場合によっては保護活動を行う。そこから得られた知見を、オーストラリアの海洋生物の保全に役立てていきます。

マンタを知ることで、生態系を理解し、保護に役立てる

特徴的な姿を持ち、海の中でも見分けやすいマンタは、環境の変化が海洋とサンゴ礁に与える影響をモニターするのに最適な指標動物です。今回のプロジェクトでは、オーストラリア海域に生息するマンタを調査。分布と生息環境、さらに移動や行動のデータを調べることで、周辺海域に生息する生態系全体を理解し、場合によっては保護することが可能になります。

プロジェクトマンタ ~海洋生物保全のために~

SDGs POINT

SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」には、海洋の生物多様性を保全することを目指した”海洋・沿岸の生態系を持続的な形で管理・保護する”というターゲット(14.2)があります。ブラザーは、マンタを通じたオーストラリア海域の生態系調査に協力することで、海洋の生態系の保護や生物多様性の保全を支援しています。

この記事をSNSでシェア

この取り組みの
SDGsを知ろう

「すぐわかるSDGs」では、SDGsの17の目標をイラスト付きで分かりやすく解説しています。気になるゴールを押すと、目標の解説を1分程度で読むことができます。この記事に登場したSDGsを見てみましょう。

関連トピックスRelated Topics