2019.10.11

「ブラザーの森 郡上」で木の保育を実施しました

ブラザーは2008年より岐阜県郡上市にあるスキー場の跡地で、春と秋に植林活動を行っています。これまでに植樹した本数は約 6,400本に上ります。

10月5日の第24回目となる植林活動は、ブラザーグループ従業員とその家族、郡上市職員や森林組合など約100人が参加しました。さらに、ブラザーの長きにわたる森林づくりの推進活動が評価され、岐阜県から感謝状が授与されました。

左から岐阜県荻巣林政部長・ブラザー工業 岩田・郡上日置市長

今回は、85本を植樹する班のほか、木の生長を調査する班、肥料散布・ツル切りなど木の保育班に分かれて作業を行いました。今年の春から始まった木の保育の中で、ツル切りは、樹木が生育するのにとても大切な作業となります。

ツル科の植物は木の幹や枝に巻きついて、どんどん伸びていきます。ツルに巻き付かれた木が生長すると、幹にツルが食い込み、絞めつけるため、いびつに変形したり、細い先端部などは折れてしまうことがあります。そのためツルの根元を切り、巻きついた部分を引きはがす作業が必要となってきます。

実際、はがしてみると、巻きついていた跡がくっきりついていて、とても強い力で締め付けながら巻きついていたのが分かります。

ツル切り前

ツル切り後

参加者からは「巻きつかれていた木は苦しそうだった」「 木を植えて終わりではなく、保全を続けることが大切だとわかった 」という感想をいただきました。

ブラザーは、これからも「ブラザーの森 郡上」の豊かな森づくりを継続していきます。

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