2022.4.14

オンライン「ブラザーキッズアカデミー2022春」開催しました

毎年、夏休みに開催してきた「ブラザーアースキッズアカデミー(以下、キッズアカデミー)」。今回は春休みの4月5日に開催し、民間学童保育「名鉄スマイルプラス TELACO」11校に所属している約340人の子どもたちに参加いただきました。

このキッズアカデミーは、ブラザーが環境教育を目的に、夏休みを放課後児童クラブ(学童保育)で過ごす子どもたちを対象に、毎年行ってきたイベントです。
学童保育では、4月から新1年生を迎えており、このイベントを通じてみんなで同じ経験を積んで仲間意識を高めてもらおうと、今回は春休みに開催しました。始まる前は、「講師の話を最後まで聞けるかな?」「途中からはしゃぎだしたりしないかな?」と心配していましたが、どの校舎の1年生も少し緊張気味ながらもお行儀よくお話を聞けており、とても立派でした。

オンラインイベントの様子

イベントは、TELACOの紹介から始まりました。各校舎の代表がリレー形式で、所属人数や春休みの過ごし方、校舎の特徴など発表していきました。
その後、絶滅危惧種と地球温暖化について、二部構成の授業を行いました。前半は、絶滅危惧動物図鑑の作成を楽しみながら、動物たちが絶滅の危機にひんしている原因について知ってもらい、後半は、絶滅危惧種の原因の一つといわれている地球温暖化の仕組みや、地球温暖化防止につながる身近な活動について学んでもらいました。

できあがったオリジナル図鑑

子どもたちは「地球環境問題」という言葉を見聞きしても、遠い世界のこと、難しいこと、自分には関係ないことと思ってしまうかもしれません。でも、大好きな動物たちが絶滅危惧種である現実を伝えると、自分のことのように心配し、どうしたら守ってあげられるのかと考えるようになる子どもが多くいます。そのような子どもたちを対象に、工作を中心としたこのイベントを開催することで、楽しみながら学び自ら考えるきっかけを作っています。

今回のイベントでも、「あの動物も絶滅危惧種って全然知らなかった!」、「二酸化炭素を増やさないように取り組んでいきたい」、「動物を守る為に、エアコンの温度を気にする」などといった感想があり、知識だけでなく、できることから実践することが大切であることが伝わったと感じました。

今年の夏休みも全国の学童保育を対象に、キッズアカデミーを開催する予定です。
当イベントにご興味のある学童保育は、下記のメールアドレスをクリックして、お問い合せください。

inml-summerkids@brother.co.jp

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