2019 / 2 / 28

環境ラベル「ブルーエンジェル」in ドイツ

エコレポ Vol.5

Brother Earthを運営しているブラザー社員がレポーターになり、地球環境に配慮した取り組みを実際に見て・聞いて・体験し、お伝えする「エコレポ」。今回は満を持してシニア・チーム・マネジャーの岩田が登場。

Toshio Iwata

こんにちは、Brother Earthを愛してやまない岩田です。ドイツに来ています。

ブラザーでは、お客様に安心して環境に配慮した製品をお選びいただけるよう、世界各国・地域で定められたさまざまな環境ラベルの要求基準に応えています。
そのなかで、今回は、世界で初めて導入された環境ラベルであるブルーエンジェルについて取材しました。取材した内容は、Brother Earthの「環境技術の取り組み」で紹介しますが、この「エコレポ」では、私たちの環境保全への思いと、岩田がドイツで見て・聞いて、感じたことをレポートしたいと思います。

ブルーエンジェルについて取材しようと思ったきっかけ

二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す動きは、地球温暖化という環境課題を解決することに留まりません。現在、世界のビジネスは持続可能な社会の実現に向かってシフトしています。取引先からも、環境配慮への取り組み姿勢を問われるようになります。

ブラザー製品は、環境ラベルの基準に応え続けています。ただ、実際にお客様が購入される際に、どれくらい環境への意識をもって製品を選んでいただいているのかは分かりません。そこで、とくに環境意識が高いと言われている、欧州の市場について知りたいと考え、環境大国ドイツ発祥の世界最高水準の環境ラベル「ブルーエンジェル」を取り上げることにしました。

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実際にドイツに来て感じた環境意識の高さ

今回はブルーエンジェル認証機関「RAL」があるドイツ、ボンを訪れました。ボンと言えばベートーベンの生まれ育った街です。200年以上前に建てられた生家が残っているなど、街全体に古い建物が多く、区画などもベートーベンが生きた時代からほとんど変わっていないそうです。

感心したのは、歴史ある街並みの一方で、先進的なテクノロジーによる環境に配慮した設備も行き届いているところです。建物の中はリノベーションされ、郊外に行けば牧歌的な風景に風力発電機やソーラーパネルが立ち並んでいます。古い建物を大切にしながら、新しい技術を取り入れる、新旧の環境配慮の良いとこ取り、といったところでしょうか。

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リサイクル・リユースは、やはり日本より一歩進んでいました。ペットボトルの飲料やビールなどの価格にはデポジットが含まれており、スーパーなどにある回収機に入れると返金される仕組みで、ペットボトルなら25セント、ビール瓶なら7セントが戻ってきます。これなら回収率は高まりますね。買い物袋はビニールがなく、紙袋しかありませんでした。砂糖などは容器を持参して買いに行くそうです。

そして、想像以上にブルーエンジェルのラベルが様々な商品に貼られており、あらためてブルーエンジェルの認知度と信頼性の高さを感じました。ブルーエンジェルの認定基準は非常に厳しいものです。しかし、メーカーとしてはその認定を受けることで、環境配慮とマーケティング両方の観点で、支持を得ることができます。消費者も、ブルーエンジェルのラベルが付いた製品を購入することで、環境にやさしい行動がとれると考えているのです。やはり、この国では環境に配慮した商品や製品であることが、とても重要であると実感しました。

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環境に関する社会のシステムが合理的で無駄がない。ひとりひとりに環境意識が根付いているのも素晴らしいですよね。国民が協力しあって、良い環境を保つために動いているんだと感じました。

環境技術の取り組み「ブルーエンジェル」

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岩田の学び

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岩田の学び

ブラザーでは、「ブラザーエコポイント活動」という、従業員やその家族による環境配慮行動や、お客様からの使用済み消耗品の回収などにポイントを付与し、蓄えられたポイントに応じてブラザーが、さまざまな環境保全活動を実施する取り組みを行っています。その活動は、たしかに従業員と、まわりの人々の意識を向上させていると思います。私たちブラザーは、環境スローガン「Brother Earth」のもと、「よりよい地球環境を、あなたとともに。」を統一メッセージとして掲げています。これからも積極的に活動していきたいと思います。

Toshio Iwata

ブラザー工業
シニア・チーム・マネジャー

岩田 俊夫

ブラザーグループの「地球環境への配慮」を、自分なりに足を運び、分かりやすく伝えます。ちょっとした環境配慮を意識するきっかけになってほしいです。

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